米国で日本食材卸事業を営むミューチャルトレーディング社への日本産商品の総代理店として、1947年に設立された会社です。
当初は、在米日本人のリクエストに応え、保存がきく日本食品を日本から輸出、また現地でそれを輸入する歴史は古く、いつのころからかタクアン貿易と呼ばれるようになりました。
その後、ミューチャルトレーディングはアメリカ人が生魚を食べることは難しいと考えていた時代に、ロサンゼルスのリトル・トーキョーを皮切りに取引先様、仕入先様の多大なるご協力を得て、にぎり寿司を普及しました。
東京共同貿易は、包丁から海苔やガリまで、ミューチャルトレーディングの日本食材の調達先となって、米国でにぎり寿司の普及に貢献。
さらに、枝豆やブリなどの輸出を手掛け、海外への日本食のパイオニアとして、米国のみならず海外に日本食材を輸出しています。
その後半世紀を超える輸出実績をもち、「食文化を通じて、世界と日本のかけはしに」をモットーに、現在は食品メーカー、レストランなどの海外進出・現地での流通サポートなどを行っています。エリアも米国や中国はもちろんのこと、アジア諸国、ヨーロッパ、オセアニアなど幅広い地域での取引実績があります。
日本食レストランを中心とした業務用市場から小売店、Eコマース向けチャネルまで、日本食材、酒類、レストラン用品を幅広く調達し、世界に向けて商品を輸出しております。
また個別の様々なニーズや要望に対して現地の日本食材卸と連携し、きめ細やかなサービスを展開しています。
具体的にはご希望商品の発掘や輸出先国の法律に準じた対応まで一気通貫でのサポートを実施致します。
2013年度から2023年度にかけて、10年間で2.4倍売上金額が伸長しました。
弊社は創立以来米国向け中心の輸出業務を行ってきましたが、更に「日本の食文化を世界の人々へ」をスローガンに、他の市場にも積極的にビジネスを展開しています。